サイトに不具合が起こった場合でも、復旧ができるようにバックアップを取得して備えておくことが必要です。また、バックアップは複数保持しておくと安心です。
バックアップについては、WordPressの公式サイトもご一読ください。
WordPress のバックアップ
- 不具合が起こりやすい対応を行う前にはバックアップを取得してから行う
- WordPressの本体・プラグイン・テーマのバージョンアップ
- 本体のカスタマイズ
- 万が一の備えに定期的にバックアップを取得しておく
- サイトの改ざん
- 誤ってデータを削除した
バックアップの方法
WordPressの構成
WordPressのデータは2つのサーバーに分かれて保存されていますので、両方のサーバーのバックアップが必要です。
- Webサーバー
- 画像、テーマ、プラグイン等
- データベースサーバー
- 記事、ユーザー情報、リンクのURL等
バックアップオプションを利用する
バックアップオプション(有料)をご契約いただくと、Webサーバー、データベースサーバーそれぞれ7世代まで管理できます。定期バックアップのスケジュールの設定や、標準機能の「今すぐバックアップ」でスケジュール外のバックアップ取得にも対応しています。
データはオプションの管理画面から直接サーバーへを転送できるため、スピーディーに復元が可能です。
バックアップオプション詳細
バックアップデータの復元・履歴の閲覧
WordPressのプラグインを利用する
WordPressをインストールした環境や本体のバージョンによっては動作しない場合があります。
BackWPupを利用すると、Webサーバーとデータベースサーバーの両方のバックアップができます。
バックアップのスケジュール設定や手動でのバックアップを実行にも対応しています。
BackWPup詳細 - WordPress Backup Plugin
BackWPupのインストール
1. WordPressのダッシュボードにログインする
2. ダッシュボードメニューの「プラグイン」>「新規プラグインを追加」
3. プラグインの検索窓で「BackWPup」と入力して検索
4. BackWPupの[今すぐインストール]ボタンを押下
5. [有効化]ボタンを押下
バックアップの設定
1. ダッシュボードメニュー「BackWPup」>「新規ジョブを追加」
2. 一般タブでの設定を行い「変更を保存」を押下
このジョブの名前 |
任意で入力 |
このジョブは... |
チェックはデフォルトで入っている内容のままで構いません |
アーカイブ形式 |
Tar GZip |
バックアップファイルの保存方法 |
フォルダーへバックアップ |
エラー |
チェックを入れる |
3. スケジュールタブでの設定行い「変更を保存」を押下
ジョブの開始方法 |
WordPress の cron |
スケジューラーの種類 |
基本 |
スケジューラー |
任意の頻度を選択 |
バックアップファイルの保存方法 |
フォルダーへバックアップ |
エラー |
チェックを入れる |
4. DBバックアップタブでの設定を行い「変更を保存」を押下
バックアップするテーブル |
チェックはデフォルトで入っている内容のままで構いません |
バックアップファイルの圧縮 |
GZip |
5. 宛先: フォルダータブを確認
バックアップを格納するフォルダーでバックアップが保存される場所を確認します。
例)uploads/backwpup/***/backups/ と表示されている場合は、以下フォルダにアップロードされています。
web/WordPressをインストールしたフォルダ/wp-content/uploads/backwpup/***/backups/
6. 追加したジョブ名が登録されているか確認
ダッシュボードメニュー「BackWPup」>「ジョブ」に追加したジョブ名が登録されていれば完了です。
7. バックアップデータの取得
ダッシュボードメニュー「BackWPup」>「ジョブ」にある前回の実行項目で「ダウンロード」をクリック>ご利用の端末の任意の場所に保存
バックアップをすぐに実行する場合
ダッシュボードメニュー「BackWPup」>ジョブ>ジョブ名の下の「今すぐ実行」をクリック